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やりたくなった時がはじめ時とはいうけれど
育児をしていて悩むことの一つに「習い事をいつはじめればよいのか」というものがあります。
全く習い事をしない家庭はほとんどないような時代ですし、色々な習い事がでてきています。
お受験をさせるつもりもないし、将来プロのスポーツ選手やアーティストにさせたいわけでもない。
とはいえ、このまま何も習い事をしないまま公立の小学校に入って学校の勉強だけでよいものか・・
習い事は子供のやる気が大事だから、子供が何かやりたくなった時に始めさせてあげればよい、という話も聞きますが本当にそうなのでしょうか。
いつまでに始めておけばよいのかというガイドラインがあれば、習い事をするかどうか家族で話をするきっかけにもなるのではないかと思います。
一つ参考なるポイントとして、脳の成長と習い事という観点から、いつはじめればよいのかを考えてみたいと思います。
6歳までに始めてほしい3つの理由
脳の成長と習い事という観点から考えて、6歳までに習い事は始めてほしいと思います。なぜ6歳なのかというと、できれば小学校に入る前の未就学児のときに習い事を始めてほしいからです。6歳までに始めてほしい理由は大きく次の3つになります。
- 6歳までに脳がほぼ完成するから
- 自由な時間が多いから
- 両親の思いで習い事を選べる時期だから
それぞれについて詳しくご説明していきたいと思います。
3つの理由:その1.6歳までにほぼ完成する子供の脳
産まれてすぐは何もできず、付きっ切りでお世話をしないといけなかった赤ちゃん。日々成長し、離乳食を食べたり、立ち上がって歩き始めたり。「ママ」といったかと思えば、いつの間にか「おふろ入らない!」と駄々をこねたり。本当にどんどん成長していきますよね。
そんな成長の早い子供の脳はどんなスピードで成長しているのでしょうか。大脳生理学の研究では、子供の脳は3歳までで80%、6歳までで90%が完成するという事が明らかになっています。
体格や運動能力と比べても脳自体の完成はとても早いんですね。その分、脳に刺激をあたえ、知識を増やしていくという事も早くから行っておく必要があります。
3つの理由:その2.自由な時間を有効に活用できる
小学校に入ってしまうと、毎日授業があり、加えてたくさんの年中行事があります。また、お友達と遊ぶ時間も増えていくのでだんだんと両親と子供で何かに取り組むという時間が減っていきます。
その点未就学児でしたらまだまだ子供の活動の中心は両親との時間。その時間を有効に活用するために習い事に一緒にいくことをオススメします。
あっという間に子供と一緒の時間というのはなくなっていってしまうもの。せっかくの自由な時間も、有効につかわなければ後で振り返ったときにもっと「いろいろさせてあげればよかった」と後悔する事にもなりかねません。
自由な時間があるうちに、習い事を通して親子の絆を深めておきましょう。
3つの理由:その3.両親の想いで習い事を選べる
習い事はどうやって選べばよいでしょう。子供が興味を持っていること、やりたいことというのが理想的です。しかし、まだまだ子供も自分が何をやりたいのか、何を楽しいと思うのかはわからない年齢です。始めた後で、どうしても興味を持てずやめてしまうということもあるかもしれませんが、6歳くらいまではある程度両親の想いで習い事を選んであげてよい年齢だと思います。
また、両親が選ぶ場合はあまり専門性の高くないものをお勧めします。ピアノやサッカーなどは本当に興味がないと続きません。一方、幼児教室やリトミックなどは色々な能力を伸ばすように考えられているため、全く興味を持たないということは少ないと思います。
将来どんなことに興味を持つかわかりませんが、何に興味を持っても、そこに集中できるように、すぐに吸収できるようにベースとなる部分を育てていく習い事がよいのではないでしょうか。
6歳までに経験させてあげてほしい事
それでは、脳がほぼ完成する6歳までの習い事として、何を始めればよいのでしょうか。
水泳やピアノなど、人気の習い事はたくさんありますが、今回は脳の成長という観点から、総合的な幼児教育についてご紹介したいと思います。
6歳までに経験させてあげてほしいこととしては次のようなことがあげられます。
- 長時間集中して作業をする
- 集団の中で自己表現する
- たくさんの大人と関わる
長時間集中して作業をする
小学校に入ると、学校によって異なりますが一コマ45分の授業を受けることになります。それが1日4コマとなると、なかなか集中力も続きませんね。自由に遊んでいた状態から急に長時間集中することはなかなか難しいことです。集中して作業する経験を積んで小学校生活にスムーズに入れるようにしてあげたいですね。
集団の中で自己表現する
日本の学校での授業は先生が話す内容を聞いて理解するという所に重点が置かれていて、活発に意見交換が行われるということはあまり多くありません。一方、他の国では授業中でも様々な意見交換が行われています。
学校生活の中で自分の意見をうまく表現できたほうが、いろいろと活動や交友の範囲も広がっていきます。
そのためにも、学校に入る前から自分のことを表現する体験をさせてあげてほしいと思います。
たくさんの大人と関わる
昔は近所のおじさん・おばさんと関わって色々学んだりしたものですが、最近は核家族化も進んでいることや物騒な事件も増えたことから、外で大人と接することを避けるようになってきています。
また、大人同士の関わり合いを見る機会も減ってきています。買い物に行っても店員と話すこともなく商品を選んでレジに持っていくだけだったり、そもそもスマホで買い物を完結させていたり。本来、子供は親を通して大人同士の関わり合いを学ぶものなのですが、その機会が少ないのです。
習い事を通して、先生や受付の人、一緒に通っているお友達の両親など、幅広い大人と接することで社会とのかかわり方を体験させてあげてほしいと思います。
未就学児向けの幼児教室・通信講座
6歳までの幼児教室として次の教室をご紹介します。
ドラキッズは全国に230教室もあるので、通える教室が見つけやすいと思います。
また、運営は小学館で、名前の通りキャラクターにはドラえもんを使用しています。子供たちにとっては親しみやすいですね。
イード・アワード2015において、幼児教室の総合満足度No.1にも選ばれました。
1歳ごとに年齢別のクラスに分かれており、授業内容も充実しています、また授業内容に関しては無料で資料請求をすることもできます。
いかがでしたでしょうか。
習い事の中でも幼児教室を6歳までに始めてほしい理由をご紹介しました。
両親から子供へに贈る「将来への投資」にもいろいろありますが、幼児教室は将来にわたる効果の大きさと思い出をたくさん作れる習い事という意味でもオススメです。