習い事の選び方

習い事の選び方:目的を考える

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なぜ習い事が必要なのか

世の中には習い事があふれています。なぜお金・時間をかけて習い事に行く必要があるのでしょうか。

  1. 専門家の指導が受けられる
    どのような習い事であったとしても教えてくれる先生はその道のプロです。例え本を読んで同じように教えようと思ってもうまくできるものではありません。正しいことも間違ったこともどんどん吸収していく子供たちですから、できるだけ正しい知識を効率よく吸収させてあげたいですね。
  2. 色々な人と関わることができる
    家にいるだけだと家族との関りしか持てません。保育園や幼稚園に行くと同世代の子供たちとは一緒に過ごせますが、まだまだ限られた範囲。習い事に行くようになると少し年が離れたお友達や、たくさんの大人との関りもできます。そういう人との関りを通して社会を学んでいくという事も習い事のメリットの一つです。
  3. 思いっきり運動ができる
    今の子供たちは、外で思いっきり遊ぶ機会が減っています。みんなで公園で遊べれば一番ですが、遊び方の変化などもありそんなに簡単に解決できることでもなさそうです。運動系の習い事をすれば習い事の時に思いっきり運動ができますし、自分で練習するようになれば自主的に運動もするようになります。
  4. 器用になる
    ピアノやそろばんといった指先を使うような習い事はもちろん、書道やリトミックなどでも普段は使わない部分を使うことで器用になっていきます。家にいるだけだとどうしてもいつも同じようなことをしてしまいがちですが習い事だとどんどん新しいことに挑戦できます。新しい刺激を受けながら器用になっていけるのも習い事のメリットの一つです。

このように色々なメリットのある習い事ですが、いざ選ぶとなると難しいものです。親が選んでさせてみる場合と、子供が希望する場合療法あると思いますので、それぞれ気を付けるポイントを考えてみましょう。

親の希望と子供の希望

習い事を選ぶときにどうやって決めるかですが、始める年齢によっても親の希望と子供の希望のバランスは違ってきます。

  • 0~3歳
    まだ子供の方にはっきりとした自分の意志はありません。2歳を過ぎたころから自己主張をするようになりますが、それもまだ気分次第でコロコロ変わるもの。この時期の習い事は親が主導で選ぶ必要があります。選び方としては親として子供にどうなって欲しいかという希望を中心で考えてよい時期です。
  • 4歳~小学校低学年
    この頃は親の希望と子供の希望がぶつかり合う時期かもしれません。子供は色々と興味を持つようになりますし、友達と同じことをしたいという時もあるでしょう。親としてはこれまで考えてきた方針がそのまま続けられればよいですが、子供の希望とずれてくることもあります。この時期はできるだけ子供の意見を尊重しながらも、続けられるかどうかを親の目線でしっかり見てあげるようにしましょう。
  • 小学校高学年~
    この頃になると子供の希望を中心に習い事を選ぶことになります。本人の気持ちをしっかり確認して始めるようにしましょう。また、既に長く続けている習い事をやめたいということも出てくるかもしれません。だんだんと専門性も高くなってついていけなくなったり、子供の考え方の変化などから楽しめなくなってしまったり、やめたい理由は様々です。やめる時は始める時以上に気を遣う必要があります。やめるということはどうしてもマイナスな事と捉えがちです。やってきたことが悪い記憶として残らないように、心のケアもしてあげましょう。

親の覚悟が重要

年齢によって始め方は異なりますが、どんな習い事をいつ始めるとしても最も重要なことは「親の覚悟」です。
習い事を始めたら、あとは本人の意思、先生の教え方次第 というような他人任せでいてはいけません。
ずっと続けていくのであればお金も必要ですし、親の時間も費やす覚悟も必要です。

うまくいかないときや、やめたいという時もあるでしょう。そんな時決して次のようなことを言ってはいけません。

  • 「だから止めときなさいって言ったでしょう。」
  • 「お金が無駄になっちゃった。」

また、逆に親が張り切りすぎて子供にプレッシャーをかけてもいけません。ちょうどよい距離を保つというのはなかなか難しいですが子供が精いっぱい頑張れるようにサポートしてあげましょう。

家族みんなで楽しみながら取り組む

親の覚悟が必要にはなりますが、親も子供も一緒に楽しみながら習い事を続けるということが重要です。
親がストレスを感じていると子供は敏感にそれを感じて、習い事を続けることはよくないことなのではないかと考えてしまいます。

たとえ勝負事で負けたとしても試験に不合格だったとしても、その過程を楽しめたか、本気で取り組めたかどうかを重視しましょう。
結果だけにこだわってしまうと、習い事を通して得られる様々なことに目がいかなくなってしまいます。

習い事は子供の能力を伸ばすだけではなく家族の楽しい思い出を作るためのもの。それを忘れずに家族みんなで習い事を続けていきましょう。

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